スキーシーズンを前にした群馬県の万座温泉スキー場で、2度にわたって大量の銅線ケーブルやリフトを動かすモーターなどが盗まれました。2度目の被害は警察の実況見分が行われた後でした。

 先月24日、嬬恋村の万座温泉スキー場で「スキー場のケーブルが盗まれている」と関係者から110番通報がありました。

 通報を受け、警察が24日と25日に実況見分を行い、送電用の銅線ケーブルとゲレンデ中腹にあるリフトの駅舎やレストランの配線の他にもリフトを動かすモーター、工具や蛇口などがなくなっていることが分かりました。

 さらに、26日には再び関係者から「またスキー場のケーブルが盗まれている」と通報がありました。

 今度は地面に穴が掘られていて、地中の銅線ケーブルが盗まれていたということです。

 18日の定期点検では異常はありませんでした。

 警察は18日から24日の間と25日の実況見分が終わった夕方以降に複数の犯人が銅線ケーブルを切断するなどして持ち去ったとみて、窃盗事件として詳しく調べています。

 銅線ケーブルなどが大量に盗まれていて、被害の特定には時間がかかるということです。

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