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能登地方の記録的豪雨で被災した輪島市の住民が、住み慣れたふるさとを離れ、よその自治体への2次避難を始めました。

片山俊子さん(75)
「名残惜しい、ありがと。みなさん、元気で」

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片山さんの自宅のある大沢町は、記録的な大雨から20日経った今も停電が続いています。

片山和哉さん(71)
「住むところがない。人の家がぶつかってきて、押し出されて、違う屋敷に家がいってしまって」

地震に続いて2度目の2次避難。今回、輪島市からの2次避難を受け入れるのは、七尾市の宿泊施設です。

片山俊子さん(75)
「きょうはゆっくり寝れそう。しばらく英気を養いたい」

石川県内では、輪島市の52人が2次避難を希望しています。県によりますと、今後さらに増える可能性があるそうです。

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