大麻およそ16キロを日本に密輸入しようとした疑いでスペイン国籍の男が逮捕されました。成田空港での預け手荷物としては過去2番目に多い押収量だということです。

 スペイン国籍のケサダ・ラオ・カルロス容疑者(37)は先月、タイの空港から成田空港に入国した際、およそ16キロの大麻を輸入しようとした疑いが持たれています。

 成田税関によりますと、大麻はスーツケース1個の中に隠されていましたが、麻薬探知犬により発見されました。

 末端価格はおよそ8000万円で、成田空港の預け手荷物の大麻の押収量としては過去2番目に多いということです。

 ケサダ・ラオ容疑者は「自分の意志で大麻を密輸入しようとした」などと話し、容疑を認めています。

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