昭和から平成にかけて、アニメ「ドラえもん」の声で親しまれた声優でタレントの大山のぶ代さんが亡くなりました。

 所属事務所によりますと、大山のぶ代さんは先月29日、老衰のため亡くなりました。90歳でした。

 大山さんは1933年東京都に生まれ、1957年に「名犬ラッシー」の吹き替えで声優デビューしました。

 1979年からは、代名詞ともなった「ドラえもん」の声を2005年まで26年間務め、全国の子どもたちに親しまれました。

 また、俳優や脚本家としても幅広く活躍しました。

 2008年4月、校長を務めた音響芸術専門学校での授業準備中に、心筋梗塞(こうそく)と脳梗塞を併発して緊急入院しました。

 その後、2015年には、認知症であることが公表されました。

 葬儀は親族のみで執り行われたということです。

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