袴田巌さんの再審の無罪判決について、検察が上訴権を放棄し無罪が確定したことに警察庁の露木長官は「警察庁としても重く受け止めている」などと述べました。

 袴田巌さんは1966年に静岡県旧清水市で一家4人が殺害された事件で死刑判決を受けましたが、再審で無罪が確定しました。

 警察庁の露木康浩長官は、無罪が確定したことについて記者から問われると「警察庁として重く受け止めている」と述べました。

 そのうえで「警察庁としても今後の教訓とする事項があれば、しっかりこれを受け止めて、より一層を緻密(ちみつ)かつ適正な捜査に取り組んでいきたいと考えております」とコメントしました。

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