今月3日、松江市で大型漁船が座礁した事故で、海上保安庁による新たな救助映像がSNS上にアップされました。
激しく白波が立ち、荒波で大きく揺れる船。
松江市美保関町で3日、岩場に座礁したカニ漁船の乗組員を一刻も早く救うため、たった1本のロープを頼りに船に向かう海上保安庁の隊員。
当時、現場付近は風速15メートル、波の高さは3メートルにもなる厳しい環境でしたが、9人の乗組員はいずれも無事に救助されました。
海上保安庁によりますと、島根県と鳥取県の海域ではここ5年の間に大小合わせて12隻の船が乗り上げ事故を起こしているということです。
第八管区海上保安本部では、本格的にカニ漁などが最盛期を迎える秋から冬にかけて海が荒れやすくなることから、10月は安全推進活動を強化しています。
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