「いちご王国栃木の首都もおか」をキャッチコピーにシティプロモーションを展開している栃木県真岡市は、首都圏に向けてさらなる魅力を発信するためのPR動画「もおかのいちご物語」を制作した。アイドルグループHKT48の元メンバー、神志那（こじな）由衣さんが出演し、イチゴや、SL、風景をコラージュした。市の担当者は「耳に残る楽曲と映像がキャッチーな作品。自治体が制作するPR動画では珍しい」と話している。
昨年5月に事業者を公募した。県内外から17事業者の応募があり、映像・音楽ソフトメーカーのポニーキャニオン（東京都港区）が選ばれた。制作費は900万円で、約4分半の動画を制作した。オリジナル楽曲「もおかのいちご物語」も書き下ろし、神志那さん演じる「いちご王国のお姫様」が絵本の中にいるような“いちごづくし”な世界観のミュージックビデオ風の内容となっている。
動画は23日から、市役所1階のデジタルサイネージ（電子看板）や市ケーブルテレビ（いちごチャンネル）、市公式ユーチューブチャンネルなどで放映。
市では今後、曲に合わせた振り付けも考える予定で、イベントなどで子供たちにも踊ってもらうなど市をアピールする曲として活用する。【松沢真美】
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