毎日ジグザグ天気が続いていますが、夏が旬のシャインマスカットにも異変が起きています。
■夏の風物詩「ひまわり」咲く
四季折々に表情が移ろう富士山と花々のコラボレーション。
今は、見頃を迎えた赤そばが富士の麓に広がる公園。天候にも恵まれ、多くの花見客でにぎわいます。
横浜から来た人
「小さいかれんな花で、こういうのもいいなあ」
「こうやって季節を感じられるのがいい」
公園がある山中湖村。平年の最高気温は18℃ほど。ところが7日は気温25℃を超える夏日に。高原もあり、涼しい村では珍しい“10月の夏日”となりました。
神奈川から来た人
「思ったより暑い」
「上着持ってきたけど、これ(半袖)でも暑い」
山梨では、そろそろ名物の「ほうとう」の季節ですが、まだ冷やしラーメンが人気です。
花の都公園 清流庵 羽田隆一さん
「この時期だと例年寒いので、ほうとうや味噌ラーメンなど温かいメニューがよく出るが、きょうはさすがに冷たいものがよく出た。冷やしラーメン・ざるラーメン・ざるそばなどがきょうは中心」
花も、まだまだ“夏感”満載です。
夏の風物詩「ひまわり」が見頃を迎えていました。
静岡から来た人
「もう(ひまわり)終わっているかと思った。きょう来て良かった」
10月に入ってから咲き始めた遅咲きのヒマワリ。今週には初冠雪を迎えるかもしれない富士山。もしかしたら、雪化粧の富士とヒマワリのコラボレーションが楽しめるかもしれません。
■なぜ?残暑長引き“旬”が変わる?
長引く残暑。気温も激しく上下しています。
残暑の影響で、旬が“延長”しているスイーツも。
神奈川から来た人
「すごいんだけど…」
用意された料理に驚きを隠せず撮影に夢中。その正体は…新鮮なシャインマスカットをふんだんに使ったパフェに、5種の進化系ブドウが用意されたぜいたくなブドウづくしスイーツです。
今年、山梨は暑さやほどよい雨もあり、糖度の高いブドウが使われています。
神奈川から来た人
「甘い!違う、スーパーで売っているのとは違う」
提供しているのはブドウ農家ながら飲食店も経営する「志村葡萄研究所」。農園で開発した20品種以上の“オリジナル”ブドウをすぐそばのレストランで楽しめます。
志村葡萄研究所 志村晃生社長
「次世代のシャインマスカットと言われている分類になる」
なかでも今、旬を迎えているものが…。
志村晃生社長
「『富士の輝』という品種」
酸味のある「ウインク」と甘味の強い「シャインマスカット」を交配し、作られた「富士の輝」。
コクのある甘さが特徴で、こちらもぜいたくに使ったパフェが人気です。
埼玉から来た人
「想像以上にでかい」
「でかいね。おいしい。みずみずしくて甘みもあって、めっちゃおいしい」
「水分でごまかされてない感じがある」
「水分が多いのに甘みが濃い」
本来、進化系シャインマスカットは収穫を済ませ、旬を終える時期。ただ、今年の記録的な残暑。秋の味覚の王様にも影響が及んでいました。
志村晃生社長
「今年暑かった。夜も山梨は暑くて、赤系だったり着色系がなかなか色が入らない。切りはじめは10日くらい遅くなっている」
気温も徐々に落ち着き、その分、旬はまだまだ続くため、今月半ばまで楽しめそうです。
志村晃生社長
「糖度もすごく上がってきているし、食べ頃になっていると思う。今月の3連休が切り(終わり)ぐらいかなと思っている」
▶テレ朝天気
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。