将棋界の最高峰タイトル「竜王」をかけた七番勝負の第1局が東京・渋谷区で始まりました。4連覇を目指す藤井聡太七冠(22)に挑戦するのは、藤井七冠のデビュー30連勝を阻止した佐々木勇気八段(30)です。
竜王戦七番勝負の第1局は、渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で藤井七冠の先手番で5日午前9時から始まりました。
2021年に初めて竜王位に就いた藤井聡太七冠は4連覇を目指します。
一方、タイトル戦初挑戦の佐々木勇気八段は2017年7月の藤井七冠との初対局で勝利し、藤井七冠のデビュー30連勝を阻止しました。
2人のこれまでの対戦は藤井七冠の4勝2敗です。
藤井七冠は4日の前夜祭で「充実した面白い将棋を指していけるよう全力を尽くしたい」と話していました。
佐々木八段は「立派な将棋盤の前に座って気持ちが引き締まりました」と話していました。
竜王戦は持ち時間が8時間の2日制で、勝敗は6日夕方以降に決まる見込みです。
先に4勝した方がタイトル獲得で、優勝賞金は八大タイトル最高額の4400万円です。
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