イスラエル軍がイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」の拠点であるレバノン南部に限定的な地上侵攻を開始したことについて、林官房長官は「深刻な懸念」を表明しました。

林官房長官
「イスラエル軍がレバノンに対して実施した地上作戦につきまして、我が国として深刻な懸念を表明致します。事態のさらなる悪化をもたらさないように、イスラエルとヒズボラとの間の即時停戦を求める」

 林長官はすべての関係者に対し「民間人の犠牲を防ぐため、あらゆる措置を講じること」や「外交的解決」を求めると強調しました。

 また、現地に残るおよそ50人の日本人については「随時、連絡を取りながら適切に対応している」と説明しました。

 イスラエル軍は1日、レバノン南部でヒズボラの拠点に標的を絞った限定的な地上侵攻を開始したと発表しました。

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