8月の有効求人倍率は1.23倍で、ほぼ横ばいの状況が続いています。人手不足の一方、物価高騰の影響で求人が出せない状況が継続しています。

 厚生労働省によりますと、仕事を求める人1人あたりの求人数を示す8月の有効求人倍率は前の月から0.01ポイント下がり、1.23倍でした。

 原材料費や光熱費の高騰が続き、人手不足の中、建設業や製造業を中心に求人が出せない状況が続いています。

 一方、求職の面では8月の猛暑や自然災害などが影響し、求職者が減っています。

 厚労省は「物価高騰の影響が長引いている。引き続き今後の動向を見守りたい」としています。

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