鳥取県の長瀬高浜遺跡で、古墳時代に埋葬されたとみられる石棺から人の骨が相次いで見つかったことが分かりました。

 鳥取県湯梨浜町にある長瀬高浜遺跡では、これまでの調査で、古墳時代の大量の土器や竪穴住居跡が300棟以上見つかっています。

 今年度の調査では新たに7基の古墳や4基の石棺も見つかっています。

 今回の発掘で複数の石棺から人の頭蓋骨の一部や歯の他、死者を安置するために使われた枕も出土しました。

鳥取県教育文化財団調査室 君嶋俊行室長
「たくさんの人がこの遺跡の周りにいて、その中には古墳を築くような有力な人たちもいた」

 今回の調査成果は来月5日に現地で公開される予定です。

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