シャンシャンや双子パンダを生み育てた東京・上野動物園の2頭のジャイアントパンダが29日朝、中国に向けて出発しました。

 ジャイアントパンダの雄のリーリーと雌のシンシンはともに19歳と高齢で高血圧の症状がみられるため、生まれ育った環境で過ごすのが望ましいとして、先月末に中国への返還が発表されました。

 2頭は午前4時ごろに同じトラックに乗って13年間過ごした上野動物園を後にし、午前8時ごろに成田空港から中国に向けてチャーター機で旅立ちました。

 2頭は29日のうちに中国・四川省の「ジャイアントパンダ保護研究センター」に到着する予定です。

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