深夜に木刀で近隣住民を脅したとされる“画家の男”の動機が明らかになりました。

柿本英雄被告
「出てこい、はよ。よう出てこんのか。おいおい、殺したろか。はよ出てこい」

 真夜中に響き渡る、罵声と金属音。廊下で座禅を組み…。

柿本被告
「魑魅魍魎(ちみもうりょう)にも劣る数々の蛮行につき、二度と世界に輪廻(りんね)転生させぬようにここに祈願する。地獄道へ(被害者の名)ならびに(被害者の妻の名)を落としたまえ。カァー!!」

 名古屋市の画家・柿本英雄被告(59)は自身も住む集合住宅で、別の部屋に住む男性に対し、木刀で通路の手すりなどをたたきながら脅迫した罪に問われています。

柿本被告
「どっちにしろお前殺されんだぞ」

 23日の初公判で、柿本被告は起訴内容を認め、こう話しました。

柿本被告
「犬を亡くしたのがショックで、こんなことを起こして申し訳ない」

 検察側は「繰り返し深夜に恐怖を与えた」などと主張し、懲役1年6カ月を求刑しました。

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