警視庁パトカー=吉田航太撮影

 架空の高級外車転売事業に誘い出資金をだまし取ったとして、警視庁麹町署は27日、千葉市中央区千葉港、職業不詳、大沼光葵(みつき)容疑者(35)を詐欺容疑で逮捕したと発表した。

 大沼容疑者は「ベンツやフェラーリなどを買い占めて高値で転売している」などと虚偽の説明をし、30~40人から総額数億円を集金したとみられる。

 逮捕容疑は2018年6月ごろ、60代の会社役員男性に「利益から5%を配当できる」などと高級外車の転売事業への投資を持ちかけ、現金3000万円をだまし取ったとしている。

 麹町署によると、大沼容疑者は容疑を認め、転売事業に実態は無かったという。【菅健吾】

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