石川県能登地方の豪雨から28日で1週間です。県は地震と豪雨、2つの災害に襲われた「二重被災者」への支援を強化する方針です。
(西平大毅記者報告)
2人が行方不明となっている輪島市久手川地区から1キロほど離れたこちらの海岸では、27日から海上保安庁も本格的に加わり、およそ480人態勢で早朝から捜索しています。
能登半島を襲った豪雨ではこれまで9人の死亡が確認され、6人が行方不明となっています。
今回の豪雨では、今年1月の地震のあとに建設された仮設住宅のおよそ4割で床上浸水などの被害がありました。
石川県は「二重被災者」を支援するため、仮設住宅に設置された家電の修理や交換を無償で行うことを決めました。
この近くで30年以上営業していた食堂は今回の豪雨で心が折れ、閉店を決めました。
被災地の復興のためにも素早い支援が求められます。
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