■グルメも体調も…いろいろ大変
秋の涼しさから一転、26日は真夏の暑さが復活です。
北海道のウニと牛肉を組み合わせた肉ずしや新潟のブランド牛肉を使ったステーキ丼など、全国の「ご当地グルメ」が大集結した日本最大級のフードフェスティバル。
東京・立川市周辺では最高気温が30℃を超え、5日ぶりに真夏日を記録しました。
30代の人
「汗がやばい、止まらない。めっちゃ辛いので」
女性たちが汗だくになりながら食べているのは4段階の辛さが選べる「宮崎辛麺」です。
40代の人
「きょうは秋にしては暑すぎ。きのうくらいが辛麺を食べるのにちょうどいい」
25日の東京都心の最高気温は23.7℃と10月上旬並みで、約3カ月ぶりに25℃に届きませんでした。会場では温かい麺類が人気だったといいます。
ところが、26日は真夏の暑さに逆戻り。北海道の生メロンソフトクリームなど、冷たいスイーツが1.5倍の売れ行きです。
40代の人
「暑い時は暑い時で毎日、暑くて嫌と思っていたが、急に寒くなると、それはそれで暑いのが恋しくなる。きょう久々に暖かいのが気持ちいい」
■暑さ復活“ジグザグ気温”どう対処?
ただ、激しい寒暖差で「秋バテ」と見られる体調不良を訴える患者が増えています。
患者(70代)
「喉が、いがらっぽい」
院長
「急な冷えに伴う“寒暖差疲労”。秋バテという人もいる」
27日、関東は雨で再び気温が5℃近く下がるとみられます。
いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「急に寒くなったことで頭痛、倦怠(けんたい)感、ふらつき、めまい、おなかに関わる消化不良。こういった患者が増えている。体が冷えると頭のてっぺんや手足の指先まで十分に血液が回らない。本来は大きな病気じゃなくても大きなつらい症状になって、学業や業務に向かえなくなってしまうこともある」
寒暖差疲労の対策には首元を冷やさないことが効果的で、スカーフやマフラーなど持ち歩くといいそうです。
▶テレ朝天気
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