違反走行が急増しているモペットの一斉取り締まりが25日、都内で行われました。今年の取り締まり件数は去年の30倍近くに激増しています。
■「モペット」多発する交通ルール違反
警視庁交通総務課の公式X この記事の写真 警視庁交通総務課の公式Xから「一見、自転車に見えても、漕がずに進む乗り物は一般的に『モペット』などと呼ばれる『運転免許が必要なペダル付き電動バイク』である可能性があります。電動アシスト自転車ではありません。注意してください」 原付バイクと同じ扱い
ペダル付きの原付バイク、いわゆるモペットは原付バイクと同じ扱いのため、ナンバープレートの取り付けやヘルメットの着用が義務となっていますが、最近は特に交通ルールを守らない危険な走行が目立つようになっています。
次のページは
■死亡事故も発生 警視庁が注意呼び掛け■死亡事故も発生 警視庁が注意呼び掛け
取り締まり件数の急増25日、都内で行われた警視庁による一斉取り締まりでは、わずか1時間半ほどの間に3人がヘルメット未着用などで取り締まりを受けました。
都内のモペットに関する取り締まり件数は今年8月までで859件。去年の同時期と比べると30倍近くに増えています。
警視庁からの呼び掛け人身事故に至った件数も去年の13件から今年は24件と急増していて、2月には都内でモペットとタクシーの衝突で男性1人が死亡する事故も起きています。
警視庁は「ナンバープレートの装着、免許の取得・携帯、ヘルメットの着用、ウィンカーなど保安基準の順守、自賠責保険の加入、この5つをしっかり守って運転してほしい」と呼び掛けています。
（「グッド！モーニング」2024年9月26日放送分より）
この記事の写真を見る鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
