東京税関の調べで、今年上半期に密輸された金の押収量が過去5年間で最多だったことが分かりました。

 東京税関によりますと、今年6月までに密輸入された金の押収量は327キロで、すでに去年1年間と比べ2.5倍以上になり、過去5年間で最多でした。

 海外からの旅行客が手荷物に忍び込ませて密輸する手口が多く、日本への旅客数増加や金相場の高騰が密輸増加の背景にあるということです。

 およそ9割が香港から持ち込まれたものでした。

 また、大麻も去年の同じ時期と比べ2.5倍以上の38件が摘発され、こちらも過去5年で最多です。

 東京税関は「水際における取り締まりをより一層強化していく」としています。

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