第三者委員会の幅隆彦委員長(右)から報告書を受け取る牛嶋勝一副町長=岐阜県池田町役場で2024年4月24日午前10時1分、太田圭介撮影

 岐阜県池田町の女性職員らが岡崎和夫町長(76)からセクハラ行為を受けたと訴えている問題で、第三者調査委員会が24日、調査報告書を町に提出した。町長が女性職員計15人にセクハラ行為をしたと認定した上で、「辞職相当」とする意見を付けた。岡崎町長は聞き取り調査にセクハラ行為を全て否定しているといい、25日に記者会見する。

 この問題を巡っては、元職員と現職職員の女性2人が2023年7月、セクハラ被害を受けたとして、調査と再発防止策を求める文書を町に提出。町は弁護士でつくる第三者調査委員会に調査を依頼していた。

 報告書では「13年4月から約1年間、岡崎町長から手や尻を触られた」とする元職員の訴えのほか、別の職員が14年、岡崎町長に服の上から股間などを触られたとする訴えなど計15人に対する行為をセクハラと認定した。

【太田圭介】

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