暗号資産への投資名目で4000万円をだまし取った罪に問われている柔道元日本代表の男が初公判で起訴内容を否認しました。

 バルセロナオリンピックの柔道日本代表だった丸山顕志被告(58)は2018年、暗号資産「OneCoin」への投資に必要な金額を過大に伝えるなどして、千葉県の女性から4000万円をだまし取った罪に問われています。

 24日、千葉地裁で開かれた初公判で、起訴内容に間違っていることがないか問われた丸山被告は「あります」と答えて、金額を過大に伝えたことなどについて否認しました。

 検察側は冒頭陳述で、女性から受け取った4000万円を10日間で韓国のカジノで使い切ったと指摘しました。

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