■物資に影響…スーパーの商品棚ガラガラ

 沖縄の北大東村。台風16号の影響で25日は…。

JAおきなわ 北大東支店生活店舗 洲鎌圭一さん
「(Q.例年どのくらいの頻度である?)頻繁に起こるわけではない。年に2、3回くらい」

 滅多に訪れない日だといいます。そんな日の村内のスーパーマーケット。撮影された食品棚は、お菓子などは残っていますが、生鮮食品をはじめ、非常時に助かるカップ麺、さらに冷凍食品も、いずれも商品の棚はスカスカの状況となっています。

JAおきなわ 北大東支店生活店舗 洲鎌圭一さん
「生鮮食品もほとんどない状態。一般食品も棚を見てもらえば分かるが、ガラガラな状態」

 というのも、そもそも北大東村には食料品が届いていません。

JAおきなわ 北大東支店生活店舗 洲鎌圭一さん
「船が9月7日を最後になくて、現時点では船以外に飛行機でも何回か運んでいるが、それでも全然足りない」

 船の運航会社によりますと、北大東村には1週間に一度、船便で食料品を届けるといいます。

 ところが、海上の大しけの影響で運休。およそ3週間も船の入港ができず、生鮮食品などが届かない状況になっているといいます。

JAおきなわ 北大東支店生活店舗 洲鎌圭一さん
「1つの台風が来てしまうと、どうしても(船が)来る日数、少なくなってしまう。それにしても、食品を提供できないのはつらい」

■新たな「台風16号」発生 関東で大雨も

 日本の南海上で発生した台風16号「シマロン」。北方向に進路を向け、27日には再び熱帯低気圧に変わる予想だといいますが、関東を中心に太平洋側では雨が強まる可能性があります。

▶テレ朝天気

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