記録的な大雨に見舞われた石川県の能登半島で、24日、新たに1人の死亡が確認されました。

 県によりますと、安否や行方が分からない人は7人で、流された住宅の周辺などで数百人体制で捜索が続けられています。

 珠洲市大谷地区で行われた24日の捜索では、女性1人が見つかりましたが、消防によりますと、死亡が確認されたということです。

 この地区では住民の貞廣一枝さんの行方が分かっておらず、警察が身元の確認を進めています。

 また、輪島市久手川では中学生の喜三翼音さん(14)の行方が分からくなっていますが、自宅から1キロ離れた海岸で翼音さんのものとみられる靴が見つかりました。

喜三翼音さんの父 喜三鷹也さん
「本人が見つからないことには、僕もまだまだ最後まで、あしたもあさっても捜して頑張ろうと思います」

 また、今も12地区・46カ所の住民、360人以上が孤立状態だということです。

 209人が暮らす輪島市の七浦地区では道路が寸断されているほか、携帯の電波も届かない状況が続いています。

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