一時、孤立状態になった輪島市町野町では、川の氾濫などによる深刻な被害が明らかになりました。
石川県によりますと、輪島市東部の町野町では3人の死亡が確認されています。
家電から食料品まで、生活に必要な商品をそろえる町で唯一のスーパーには、大量の泥水や木が店内に流れ込みました。
スーパーもとや 本谷一知店長
「地震の後、復興しようといろいろやっていたんですけども、店舗も中の什器（じゅうき）も備品も商品もすべてだめになったような状態」
店長の父親は足が不自由なため、店内での生活を余儀なくされています。
スーパーもとや 本谷一知店長
「まだ親父はここで寝ています。洪水後も泥だらけになりながら」
災害が相次ぐなか、被災者の生活再建へのめどは立っていません。
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