覚醒剤を混ぜた液体を入れていたプラスチックボトル(大阪税関関西空港税関支署提供)

覚醒剤を液体に混ぜて密輸したとして、大阪府警関西空港署と大阪税関関西空港税関支署は23日、覚醒剤取締法違反(営利目的共同輸入)容疑で、いずれもカナダ国籍で住所不定の事務アシスタント、ノア・ヘンド容疑者(25)と飲食店従業員、ジェローズ・メディーナ・ローザ・ヒルダ容疑者(26)を緊急逮捕したと発表した。認否は明らかにしていない。2人は友人関係で、すでに同罪で起訴されている。

逮捕容疑は3月30日、覚醒剤が混ざった液体(合計約7・6キロ)をプラスチックボトルなど8つに分けて隠し、2人で関西国際空港に密輸したとしている。

同支署によると、税関での検査で、1週間~10日と申告した滞在期間に対し、2人はボトル丸ごとのシャンプーやボディソープを所持。振るとシャカシャカという音がしたため、詳しい検査をしたところ、覚醒剤が見つかったという。

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