日本の「食」の達人を「人間国宝」に。そんな新たな表彰制度作りを検討する文化庁の専門家会議が立ち上がりました。
文化庁 合田哲雄次長
「料理を専門に担っておられる方々、あるいは職人・製造の企業の方々の職業としての魅力を発信していくことが極めて大事である」
文化庁は20日、料理人らの社会的地位の向上や担い手の確保につなげるため、新たな表彰制度の創設を検討する専門家会議を初めて開催しました。
料理人の他にも日本酒を造る杜氏(とうじ)なども対象にするとしていて、将来的にはこういった食の達人らを人間国宝の候補者とする方針です。
専門家会議には日本ソムリエ協会会長の田崎真也さんらが参加し、来年春ごろまでに制度の名称や評価項目など、具体的な制度設計に向けた方向性を取りまとめる予定です。
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