■どうする斎藤知事 県民のホンネは?

 兵庫県の斎藤知事(46)が10日以内に判断を迫られる「辞職」か「議会解散」。

 兵庫県民はどのように思っているでしょうか。そこで番組は100人を緊急取材しました。

辞職派の70代の人
「辞めちまえ!って感じ」

辞職派の20代の人
「辞めた方がいいと思う」

辞職派の80代の人
「辞めてしまったら(知事選は)通らないでしょう。神戸市民は冷たい。なので、やっぱり辞めてほしい。もう決断したらいい、男らしく」

 「辞職」を望む声。その理由は様々です。

辞職派の70代の人
「告発者に関して、なぜ知事が第三者委員会にもかけずに自分でもみ消すようなことをして、なぜそこで追い込んでいくようなことをしたのか」

 知事は当初、告発文に対して「嘘八百」などと切り捨てていました。

辞職派の70代の人
「かなり分が悪いかな、最初の発言から。だから、さっさと辞めた方が良かった。こっち(辞職)がいい」

 さらに、一連の問題への責任を問われた知事の発言についても…。

兵庫県 斎藤元彦知事
「道義的責任が何か分からない」

辞職派の80代の人
「道義的な責任があるかなと思うし、ここまでトラブって自分の意見を貫き通すのは、あまり僕は賛成しない」

 今後の選挙で税金が投じられることに怒りの声も…。

辞職派の70代の人
「(知事選で)18億円使うのをどう思われますかと聞かれた時に、それは議会が使ってもいいと思うから不信任案出すんでしょと言っていたから馬鹿じゃないかと思った。早く辞めろ!って感じ」

 一方、続投を望む声もあります。

続投派の60代の人
「知事として、僕も兵庫県民ですけど続けてほしい」

続投派の20代の人
「続投ですね」
「以下同文です。必死さが伝わってきました。テレビを見てて」

 斎藤知事はこの3年間で県立大学の無償化や公用車センチュリーの廃止。自らの給与や退職金のカットなど、財政の立て直しや教育に力を入れてきました。

斎藤元彦知事
「選挙時に掲げた公約が全体で173項目。そのうち一定達成・着手は171項目。(着手・達成率)98.8%という形になります」

 一方で、こんな意見も…。

辞職派の70代の人
「(実績の)実感ないですね。公用車を高級車から安い車に変えた。あれ誰でもできること。前の知事が高級車に乗りたかっただけで、私はあの人の手柄ではないと思う。あの人は自身が悪いと思ってないから解散かなと」

 辞職か続投か兵庫県民100人に聞いた結果、9割が辞職すべきだと答えました。

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