東京メトロで、車輪に車軸を取り付ける作業の際に検査結果の数値を書き換えていた問題で、国土交通省が立ち入り検査を行いました。

 国交省が安全管理体制などを調べるために立ち入り検査を行ったのは、「東京メトロ」のグループ会社で、車軸を取り付ける作業を委託されている「メトロ車両」の車両所です。

 「東京メトロ」では、社内で定めた基準値を超える圧力がかかっていた車軸が225本見つかっていて、メトロ車両の社員が数値の書き換えをしていたということです。

 今後は、検査データの記録について手動で書き換えができないシステムに改修するとしています。

 国交省は20日、「メトロ車両」に加えて「東京メトロ」の本社にも立ち入り検査を行うとしています。

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