兵庫県の斎藤知事に対する不信任決議案が、19日午後に県議会に提出され、全会一致で可決される見通しです。
(水野里香記者報告)
私の後ろの会議室では、午前11時から県議会の本会議が始まっています。今も補正予算などの質疑が行われています。
パワハラなどの疑惑で告発されている斎藤知事に対し、86人の全議員が辞職を要求している兵庫県議会では、午後に不信任決議案が提出され、全会一致で可決される見通しです。
採決は夕方以降になるとみられ、可決された場合、斎藤知事は10日以内に議会を解散するか、あるいは失職するかの選択を迫られることになりますが、斎藤知事は続投に意欲を示しています。
兵庫県 斎藤元彦知事
「県民の負託を3年前に頂きましたので、4年間しっかりやってほしいということでしたから、それをやりたいという思いでいます。私自身にとっても県政にとっても大事な判断。タイミングを含めてしっかり熟慮していきたい」
登庁時に取材に応じた斎藤知事は、きょうという日に対して、かなり不安げな表情が見えましたが、「県政を前に進めたい」と真っすぐ一点を見つめながら、話していました。
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