秋の彼岸入り(19日)を前に、鹿児島市下福元町の児玉美術館でヒガンバナが見ごろを迎えている。例年より早い9月上旬から咲き始め、盛りを過ぎた部分と、これからの部分が混在。毎年、蜜を吸いに現れるクロアゲハの姿も少ないといい、美術館は「今年の高温の影響だろうか」と気をもんでいる。
1985年の開館に合わせ、約6000株のヒガンバナが植えられた。大半が赤だが、外部から持ち込まれた黄や白の個体もある。
同館では収蔵品を楽しめる「河井寛次郎と民藝の仲間たち」を10月31日まで開催中。午前10時~午後4時、大人500円。月曜休館(祝日なら火曜)。同館(099・262・0050)。【梅山崇】
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