合成麻薬のMDMA約5000錠をチョコレートの箱に隠してドイツから密輸したとして、ベトナム人の男2人が逮捕されました。

 グエン・ヴァン・ティ容疑者(31)ら2人は6月、ドイツのフランクフルト空港から成田空港に合成麻薬のMDMA約5000錠を販売する目的で密輸した疑いが持たれています。

 末端価格は約3000万円に上るとみられます。

 警察によりますと、グエン容疑者らはMDMAをチョコレートの箱に隠して埼玉県草加市のアパートに発送しましたが、成田空港の税関職員が不審に思って開封したところ密輸が発覚したということです。

 グエン容疑者は7月にもタイから乾燥大麻約2キロ、末端価格約1000万円相当を密輸した疑いで逮捕されています。

 警察はグエン容疑者らが別の密輸事件にも関与した可能性があるとみて調べています。

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