将棋の藤井聡太王座(竜王、名人、王位、棋王、王将、棋聖、22)に永瀬拓矢九段(32)が挑戦する第72期王座戦五番勝負は9月18日、愛知県名古屋市の「名古屋マリオットアソシアホテル」で第2局が行われている。両者は前日の17日に現地入り。対局場検分で室温を確認すると、まさかの「16度設定」に藤井王座が思わず吹き出し笑いする場面があった。
【映像】「16度」に対する藤井王座のリアクション
「暑がり」を自称する藤井王座も思わず笑うほどの低温設定だった。対局前日に現地入りした両者は、対局場検分へ。使用する盤駒や、照明などを確認した。
立会人の中村修九段(61)から「何か気になることはありますか」と声をかけられた藤井王座は、「エアコンってどういう設定になっていますか?」と質問。対局関係者から「16度になっています」と返答があると、まさかの温度設定に『いや低すぎ!』というように吹き出し笑いしていた。
藤井王座といえば、対局中に使用するデジタル時計に温度計機能があるものを愛用していたことも。過去のタイトル戦でも0.5度単位で空調設定をオーダーするなど、長時間過ごす対局環境には人一倍のこだわりを持っていることでも知られている。
人の出入りの関係で冷気が外に漏れてしまうこともあるが「実際に16度になったら寒いと思うので(笑)」とし、「20度くらいにしていただいて、もし暑かったら記録の方に(エアコン設定の調整を)お願いしたいと思います」と笑顔で確認を終えていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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