東京・中野駅前のタワーマンションで交際男性を刺したとして、25歳の女が逮捕された事件。
女は死亡した男性に対し、「彼への好意は変わらない」と話していることがわかりました。
■男性刺され死亡 25歳女と何が?
佐藤琴美 容疑者 この記事の写真は14枚両手で顔を隠す25歳の女、佐藤琴美 容疑者です。
容疑者の証言 佐藤琴美 容疑者「はさみを出したら、言うことを聞いてくれると思った」
「彼への好意は今でも変わらない」 東京・中野区
事件があったのは16日午後7時ごろ、東京・中野駅の目の前にあるタワーマンションの15階の一室です。
佐藤容疑者自ら、警察に通報していました。
佐藤琴美 容疑者 佐藤琴美 容疑者「パートナーとけんかして刃物で首を刺した」
警察官がタワーマンションに駆け付けると、リビングで20代の男性が首から血を流した状態で倒れていて、佐藤容疑者は、その場で現行犯逮捕されました。
同じ階の住人は 同じ階の住人「ちょうど帰ってきたところで、なんか騒がしいなとパトカーが来る前で警察官が何人か来ていたところだった」
(Q.救急車は?)「救急車はまだ来ていなかった」
(Q.部屋の前は通った?)「通りはしたが、ちょっと音がしたな、ガサゴソやってるな、みたいなレベル。そういうことはたまにある」 山木翔遥 アナウンサー
「捜査関係者によりますと、2人は寿司を食べてホームセンターで買い物をしたあと、電車で帰宅したということです。その途中、マンションに入る前から口論になっていたといいます」 2人の行動
捜査関係者によると、16日2人は寿司を食べた後、ホームセンターで買い物をして、電車で帰宅。
そして電車の中で口げんかが始まったといいます。
電車で口げんかが… 佐藤琴美 容疑者「帰りの電車の中で『私は何?何?』と問い詰めてしまい、彼氏は『何もないっつってんだろ』と怒った」 佐藤琴美 容疑者
口論は、マンションの部屋に入ってからも続き…
けんかの末、つかみ合いに調べに対し佐藤容疑者は、部屋のリビングでつかみ合いになり、男の握力には勝てないと思い、テレビラックの引き出しから、はさみを取り出したと話しているといいます。
引き出しからはさみを取り出し…佐藤容疑者は「はさみを出したら言うことを聞くと思った」「はさみが1回刺さってしまった」と供述しています。
男性は首を刺され、病院に運ばれましたが搬送先の病院で死亡が確認されました。
また、事件があった部屋の同じフロアに住む人が被害者について語りました。
次のページは
■「同じ階にイケメンが住んでるな」2人の様子は?住人語る■「同じ階にイケメンが住んでるな」2人の様子は?住人語る
「好青年だった」 同じ階の住人「何回か見かけた。好青年という感じではある。女の子は見かけたことなかったですけど。同じ階にイケメンの人が住んでいるなと」
捜査関係者への取材から、佐藤容疑者が日頃から交際相手に対し、暴力をふるっていたこともわかりました。
佐藤琴美 容疑者 佐藤琴美 容疑者「今年に入ってから交際を始めました」
「ささいなことでけんかすることがよくありました」
「けんかしたら相手に平手打ちをしたり、殴ったりすることは多くありました」
「仲直りしようと彼の気持ちを確認するなかで、自分の納得する答えが返ってこないとまた言い合いになって手を出すことがあった」
警視庁は容疑を殺人に切り替えて捜査を進めています。
佐藤琴美 容疑者「はさみを振りかざしたら刺さってしまった」と供述している佐藤容疑者。
こうも話しています。
「彼への好意は今でも変わらない」
この記事の写真を見る(14枚)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。