沖縄県警は14日までに、名護市の80代女性と沖縄市の70代女性が、銀行員を名乗る男らからキャッシュカードをだまし取られる預貯金詐欺の被害に遭ったと発表した。被害総額は約260万円。

 県警によると11日、名護市の80代女性の固定電話に、役所や金融機関職員を名乗る男から「保険料の払い戻しがある」「手続きのためにキャッシュカードと通帳を準備してください。これから取りに向かいます」とうその連絡があった。その後、自宅を訪ねてきた男にカードを渡し、口座から約160万円が引き出された。12日にも、同様の手口で沖縄市に住む70代女性が約100万円の被害に遭った。

 県警は「保険料や年金を返還するなどの電話があった場合は、すぐに家族や友人、警察に相談して」と呼びかけている。

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