イチョウ並木で折れた枝の下敷きになり、男性が死亡しました。危険な木を見分ける方法はあるのでしょうか。
12日夜、東京・日野市にあるイチョウ並木の木が折れ、下敷きになった30代の男性が死亡しました。
近隣住民
「皆さん生活道路みたいに使ってる」
「朝は保育園や幼稚園に行く人が子どもを連れて通る」
周辺には、小学校や中学校もあります。東京都の「いちょう並木満喫コース」としても紹介され、秋、並木道は黄金色に染まります。
今年1月の地図と比較すると、右側にあったイチョウが左側に倒れ、道をふさぐように枝が折れているのが分かります。
近隣住民
「この前の台風の時、相当、木が揺れた。めちゃめちゃ落ちていた」
樹木医 和田博幸氏
「恐らく最初に落ちた枝はどこかが腐朽していたか何かで、それがドミノ倒しで下まで落ちた状況ではないか。1本200〜300キロあるように見える」
枝が落ちる危険を見分ける方法はあるのでしょうか。
樹木医 和田博幸氏
「(今回のような事態は)誰も予測することができない。(現場の並木は)自然の樹形でのびのびと育っていたのではないか。木とすれば魅力的だが、ある程度、管理の中で枝の剪定(せんてい)などが必要だったのかな」
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