消費者庁が入る合同庁舎

小林製薬(大阪市)の問題を受けて消費者庁が始めた機能性表示食品の調査で、これまでに35製品、延べ147件の健康被害情報があったことについて、自見英子消費者・食品安全担当相は23日の記者会見で「ただちに健康被害情報とはいえない性質のものも含まれている」と述べた。医療関係者からの問い合わせなども件数に入っており、追加の聞き取りで精査する必要があるとした。

消費者庁が3月から始めた調査では、機能性表示食品として届け出がある約1700事業者を対象に質問状を送り、今月16日までに全体の約9割に当たる1551事業者が回答。自見氏は、連絡が取れていない事業者についても「鋭意努力して連絡を取るなど取り組んでいる」と話した。

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