秋の全国交通安全運動(21~30日)を前に大阪府警羽曳野署は11日、啓発活動を実施した。一日署長に任命された格闘家の角田信朗さん(63)らが、交通マナーの順守や事故防止を訴えた。
角田さんは10歳から14歳までを羽曳野市で過ごした。この日は出身校である市立峰塚中で、生徒ら約850人を対象にした交通安全教室に参加。警察官が「自転車は原則、車道の左側を通行しなければならない」(正解は○)などの○×クイズを出し、角田さんは生徒らとともに回答を考えた。
イオン藤井寺ショッピングセンター(藤井寺市)でも交通安全のチラシや反射材などの啓発グッズを買い物客らに手渡した。
角田さんは「交通事故が自分の身に起こってもおかしくないと考え、心構えをしてほしい」とアピール。「この言葉がボディーブローのように効いて、意識改革につながればいい」と語った。【斉藤朋恵】
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