突然止まった心臓に電気ショックを行うAEDの普及や啓発に取り組む団体らが、学校における心臓突然死の防止や実技を伴う救命教育の導入などを国に要望しました。
日本AED財団らは盛山文科大臣のもとを訪れ、小学校から実技を伴う救命教育を始めとした心肺蘇生やAEDに関する教育や訓練の徹底を求めました。
その後の会見で、さいたま市の小学校で心臓発作で倒れて亡くなった桐田明日香さん(当時11)の母・寿子さんが登壇し、学校における救命教育の重要性を訴えました。
明日香さんの母 桐田寿子さん
「救命教育が小学生から成長過程に応じて繰り返し行われることで、救える命を救える安全な学校、安全な社会が作られていくものだと思います」
財団の専務理事で京都大学の石見拓教授は「小学校の学習指導要領にも明記されることで、すべての子どもたちが体系的に学び、友達の命を守る、命を尊重することにつながる」と話しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。