収穫されたばかりの新米を求める買い物客ら=匝瑳市で2024年9月8日午前9時4分、近藤卓資撮影

 千葉県匝瑳市飯塚の農産物直売所「ふれあいパーク八日市場」で8日、恒例の「新米まつり」が開かれた。県内でもコメの品薄状態が続いており、用意した1200キロの新米は約5時間で売り切れた。

 特設テントで収穫されたばかりの「コシヒカリ」と「ミルキークイーン」を1キロ当たり570~600円で販売。試食用としてミニおにぎりも振る舞われた。

 旭市の80代女性は「市内のスーパーで売っていなかったので、買えてよかった」。船橋市の40代男性は「ここのミルキークイーンが気に入っているので、10キロ買いました」と笑顔で話した。

 同店では、店内でもコメを販売しており、農家が直接運ぶことから品切れの心配はないという。田中清店長は「ジャンボタニシの影響が一部にあるようだが、全体的なコメの出来はいい」と話した。【近藤卓資】

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