マブチモーター社長(当時)の妻子ら4人が殺害された連続強盗殺人事件で死刑が確定した守田克実死刑囚(73)が9日、東京拘置所で死亡した。法務省が発表した。守田死刑囚は転移性肝がん、大腸がんと診断され、拘置所内の病棟で緩和療法を受けていたという。
確定判決によると、守田死刑囚は、小田島(畠山に改姓)鉄男元死刑囚(2017年に病死、当時74歳)と共謀。02年8月、千葉県松戸市のマブチモーター社長方に侵入して妻(当時66歳)と長女(当時40歳)を殺害し、貴金属を奪って放火した。02年9月と11月には、東京都目黒区の男性歯科医(当時71歳)と千葉県我孫子市の金券ショップ社長の妻(当時65歳)を殺害し、それぞれ現金を奪った。
法務省によると、守田死刑囚の死亡により、刑事施設に収容されている確定死刑囚は107人になった。【三上健太郎】
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