富山県の富山刑務所では、受刑者たちが社会復帰を目指して製作した刑務所作業製品の展示販売会が行われました。
今年で45回目になる富山刑務所の富山矯正展では、全国の刑務所からおよそ369種、3200点の刑務所作業製品が展示・販売されています。
特に富山刑務所は木工品の刑務作業を得意としていて、なかでも400万円する神輿(みこし)は受刑者7人ほどがおよそ半年かけて製作したということです。
神輿はこれまでに5800基が製作され、今年度も10基ほどを受注するなど人気の商品で、全国の祭りで活躍しています。
来場者
「きれいで、ものすごくきれいで、立派な神輿だなと思いました」
「こんなきれいなものを長い時間をかけて作れてすごいと思います」
また、会場では少年鑑別所に入所する際に受ける性格検査の体験や富山刑務所の受刑者に週1回提供される監獄カレーの試食なども行われたということです。
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