打ち水される太宰府天満宮の参道を歩く人たち=福岡県太宰府市で2024年9月2日午後3時51分、金澤稔撮影

 福岡管区気象台によると、福岡県太宰府市で5日、最高気温が35・0度の猛暑日となり、太宰府市の年間の猛暑日が計47日と国内の最多記録を更新した。これまでの最多記録は、群馬県桐生市が2023年に記録した計46日だった。

 周囲を山に囲まれた太宰府市は、海風の影響を受けないため気温が下がりにくいうえ、24年は梅雨明け以降、ほとんど雨が降らなかったのが猛暑日が続いた要因とみられる。今夏は猛暑日が7月19日から40日間続き、連続猛暑日の国内最長記録も更新していた。

 同気象台によると、福岡県内や太宰府市では6日以降も来週にかけて晴れが続くため、猛暑日となる可能性があるという。【池田真由香】

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