詐欺被害に遭ったとする女性からの相談記録に虚偽の内容を書いたとして、鹿児島県警が8月、鹿児島南署に勤務していた男性警察官を虚偽公文書作成の疑いで書類送検していたことが5日、捜査関係者への取材で分かった。女性が今年3月に県警へ告発していた。書類送検は8月20日付。
鹿児島県警を巡っては、他にも警察官が逮捕されるなど不祥事が相次いでいる。
捜査関係者によると、男性警察官は2022年6月、県内の50代女性から詐欺被害の相談を受けた際、相談記録に事実と異なる記載をした疑いがある。
この事件は、後に鹿児島南署とは別の警察署で被害届が受理され、詐欺容疑で男(56)が逮捕、起訴された。(共同)
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