航空自衛隊那覇基地(沖縄県那覇市)所属のE2C早期警戒機が那覇空港に緊急着陸した件で、同基地は4日、油圧系統に異常が認められたことから緊急着陸したと発表した。このトラブルによるけが人や機体の損傷、民間機への影響はなかった。同基地が詳しい原因を調べている。
那覇基地によると、4日午後5時52分ごろ、E2C1機が飛行訓練中、油圧系統の異常を認めたため緊急状態を宣言。同午後6時36分、機体のフックにワイヤーを引っかけて緊急着陸した。滑走路に消防車両を待機させたが、機体の炎上や損傷はなく、けん引で撤去された。
緊急着陸に伴い、那覇空港第2滑走路は同午後6時36分~7時27分までの約1時間閉鎖された。
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