去年、徳島市で開催された阿波おどりで、1人20万円の「プレミアム桟敷席」を建築基準法に違反した状態のまま観客に使用させたとして、責任者が書類送検されました。

 建築基準法違反の疑いで書類送検されたのは、阿波おどり実行委員会で委員長代行を務めていた男性です。

 男性は、去年の阿波おどりで新設された「プレミアム桟敷席」で、階段の幅が足りないなど建築基準を満たしていないにもかかわらず、観客に使用させた疑いが持たれています。

 男性は警察の調べに対し、容疑を認めています。

 プレミアム桟敷席は1人20万円で販売されたことが話題を呼びましたが、実行委員会は今年の阿波おどりでは設置しない方針です。

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