東京都内の自宅で覚醒剤を所持した罪などに問われている音楽バンド「C−C−B」の元メンバーが、初公判で起訴内容を認めました。
音楽バンド「C−C−B」でキーボードを担当していた田口智治被告(63)は6月、東京・足立区の自宅で覚醒剤を使用し、およそ0.585グラムを所持した罪に問われています。
2日の初公判で田口被告は、起訴内容について「間違いないか」と問われ「はい」と認めました。
弁護側は法廷で田口被告の反省文を読み上げ、「飼っていた猫が死んでしまうなどショッキングなことがあった」などと、覚醒剤を使用したきっかけを明らかにしました。
検察は前科を指摘したうえで、「覚醒剤を巡る人間関係を断ち切らないまま常習性があった」として、田口被告に懲役2年6カ月を求刑しました。
田口被告が所属していた音楽バンド「C−C−B」は1980年代に発売した「Romanticが止まらない」などが大ヒットしました。
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