今月1日で能登半島地震から8カ月です。1月から行われてきた自衛隊の災害派遣が先月31日、終了しました。

陸上自衛隊 足立皓平さん
「被災者の方々に対して一日でも安全安心で生活していただけるよう、日々手助けができるようという思いで活動して参りました」

 自衛隊は石川県からの要請を受け、地震が発生した元日から救助活動や物資の支援など災害派遣活動を続けてきました。

 自衛隊によりますと、派遣期間は240日以上で、東日本大震災を上回り過去最長だということです。

 災害派遣は先月31日の入浴支援をもって終了し、住民らが感謝の気持ちを語りました。

入浴施設の利用者
「自分自身の疲れをとるのと被災者の皆さんとの交流の場でもあったのですごく寂しい」
「きれいだし温度もちょうど良い。本当に感謝ですよ」
「(Q.きょうのお湯はいかがでした?)最高でした。1月の終わりに自衛隊の風呂が来たよっていうことで、2時間、3時間であろうが待って皆で入ったお風呂、一生忘れません。自衛隊の方も私たちとともに頑張ってくれて、本当に助かりました」

 災害派遣終了を受けて石川県珠洲市の泉谷満寿裕市長は「本当に長期間にわたってご尽力いただき、感謝の念に堪えません」とコメントしました。

▶【能登半島地震 被害状況マップ】災害をとらえた映像を地図上に表示

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