福岡県久留米市が管理する公園「水沼の里2000年記念の森」(同市三潴町)の複合型遊具で遊んでいた男児(4)が木製床板から飛び出ていたビスを踏み、右足の裏を5針縫うけがをしていたことが27日、分かった。市は管理に瑕疵(かし)があったとしている。
市三潴総合支所によると、17日に男児が遊具に登って遊んでいた際、履いていたサンダルが脱げ、床板から1センチほど出ていたビスをはだしで踏んだ。遊具は2001年の設置で、老朽化が原因とみられる。
男児のけがを受けて、市は木製遊具などがある公園を緊急点検した。点検した69公園の123カ所のうち、ビスやくぎのゆるみなどがあった13カ所は使用禁止やくぎを打ち込むなどの応急対応をした。【高芝菜穂子】
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