独自の進化を遂げている日本のハンバーグに今、多くの外国人が魅了されています。

 挽きたてのお肉を炭火でじっくりと焼き上げました。肉汁があふれ出します。

 東京・東銀座のハンバーグ料理専門店。客の3割を占めるほど外国人に大人気。

ロサンゼルスから来た男性(20)
「きのうも来たけど、とてもおいしくてまた来ちゃった」

 ロサンゼルスから来たハタチの男性。

 わずか一日で恋しくなったメニューがこちら。牛や豚、羊など6種類から2種類が選べるハンバーグ定食です。

ロサンゼルスから来た男性
「箸が小さいから難しいね」

 とはいいつつも、箸の持ち方を確認すると。上手にはさみました。
 
 そして、ペロリ。ご飯はフォークで食べていました。

ロサンゼルスから来た男性
「とてもおいしい。人生で最高の場所だよ」
「(Q.ご飯と一緒に食べたのは初めて?)そうだよ。とてもいいね」

 日本では「洋食」のハンバーグですが、欧米とは別物なんだとか。

中国から来た人
「ご飯とは食べないよね」

アメリカから来た人
「ご飯とは食べない。ハンバーガーみたいにバンズとトマトとレタスと食べる、全然違うよ」

中国から来た人
「日本の伝統的な料理になっている」

 欧米の「ハンバーグ」はハンバーガーに挟むパティのことだといいます。

 一方、日本ではご飯に合う味付けに独自進化していました。

 2人が大興奮していたのが白いご飯に大きなハンバーグを乗せたどんぶり。

アメリカから来た人
「ジューシーで風味もいい。大きくて最高においしい!」

 外国人を魅了するハンバーグは他にも。

 東京・中目黒の専門店。焼く様子を見て楽しむスタイルが大うけ。

香港から来た人
「よりおしゃれにみせてくれる。店と客のつながりを感じる」

 熟成させた黒毛和牛を使ったハンバーグに、とろとろのチーズを絡めると、凄まじい「しずる」感。ラー油をかけるのがおすすめです。

中国から来た人
「これはカロリー爆弾だわ!」

中国から来た人
「肉はとても風味が豊かで、黒コショウがほどよく効いている」

 自分好みに焼き加減を調整できるのも外国人に人気の理由のようです。

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