盛山正仁文部科学相は２１日、能登半島地震で被災した学校などを視察した後、石川県能登町で記者団の取材に応じた。仮設住宅などの建設により多くの小中学校でグラウンドが使えないことを受け「仮設グラウンド整備費を国の災害復旧事業の補助対象に追加した」と明らかにした。
盛山氏は、視察先の学校関係者から要望があったとし「グラウンドなどでの活動ができるようになるには時間がかかると思うが、整備を進めていただきたい」と述べた。
石川県珠洲市や輪島市は小中学校のグラウンドに仮設住宅を建設したほか、輪島市は一部の小学校のグラウンドに仮設校舎を造っている。
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